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2021年日本の電力事情は?2021.9.3

2021年日本の電力事情は?

まだまだ暑い日が続く、今年の日本。

お住いの地域によっては、リモートワークを続行、ご自宅で毎日を過ごす必要が続いている方も多いでしょう。ことに家族の体調管理に気を配りたい今の時期。オール電化を進めているご家庭はもちろんのこと、クーラーやエアコンの使用も重要なポイントです。

5月に資源エネルギー省で「2021年度夏季及び冬期の電力供給の見通しと対策」についての検討会が行われました。その結果、今夏の電力供給は、ここ数年間でもっとも厳しくなるとの見通しが示されたのです。
電力供給について、全国的に十分な予備力があるとは言えない状況にあり、電源トラブル等による需給バランス悪化などに備える必要がある、と厳しい指摘です。理由としては、火力発電所の休廃止により安定した電力の供給力が低下していること。そして液化天然ガス(LNG)の慢性的な不足を挙げています。

JEPX市場価格の高騰は市場連動型プランに直結

JEPXとは、我が国で唯一の電力会社間の卸電力取引市場です。
電力自由化により新しい電気料金プランが登場しましたが、そのひとつが「市場連動型プラン」と呼ばれるものです。市場連動型プランは、JPEXの取引価格に連動して電気料金プランの単価が決まります。
需要共有が安定しているときには、取引価格も安価となりお得に電気を利用することができます。逆に、JEPXの市場価格が高騰すれば、利用者の電気料金も高くなってしまいます。
このまま深刻な電力不足の状況が続けば、通常の範囲以内で電気を利用しても、請求される電気料金が数倍にもなる可能性も少なくありません。この夏を乗り切っても、冬には昨年同様、寒波の影響による需要の高まりによって価格高騰が予想されています。安心して毎日の暮らしを送るために、「電力」に対する意識をより一層高く持つことが求められています。

家庭で電力を「作る/使う」安心

家庭で電力を「作る/使う」安心

「市場連動型プラン」の場合、電力供給が比較的安定する春・秋にはお得に電気を使えます。一方、電力の需要に対し供給量が不足、ひっ迫することの多い夏・冬の時期には、市場価格の上昇と合わせて購入価格が高騰してしまうリスクが伴います。

私たちニチコンが推進する蓄電システムは、社会情勢や市場価格に左右されることなく、毎日の生活に必要なエネルギーをご自宅で確保するためのシステムです。蓄電システムで自家消費の環境を整えることで、市場連動型プランのような市場価格に伴うリスクを軽減できます。卒FITユーザーの方は、作った電気を「売る」のではなく、自分達でしっかりと使う「家産家消」が可能になります。

蓄電システムがあれば、昼間は高く、深夜割安になる電力プランにご加入のご家庭では、昼間の電力ピーク時に、前日に蓄えた蓄電システムの電力を使用することで、電力会社から購入する日中の電力量を抑制することが可能。つまり、普段と同じ電力量を使っても、昼夜の電気料金の差額分だけ電気代を節約することができるのです。
さらに、太陽光発電システムと蓄電システムを連動させれば、電気をより効率的に使うことも。昼間は太陽光発電で使った電気でまかない、余った分を蓄電システムへ。夜間使用することで、電気の「自給自足」が目指せます。

私たち一人ひとりがエネルギー確保や省エネの在り方について、しっかりと考える時代へ。その選択肢の一つとして、「蓄電システム」は大きな役割を果たしています。

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