「電力自由化」プランの見直ししてますか?2021.6.1
「電力自由化」という言葉、すでに聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
従来、日本では住んでいる地域に合わせて決められた電力会社からしか電気を買うことができませんでした。それが、2016年4月に実施された法改正により制約が撤廃され、様々な業種の企業が参入、地域の枠を超えて電力の販売サービスを提供できるようになりました。
発電所で作られた電力は変電所へ送られ、共通の配電線を通して各家庭に届く仕組みになっています。発電所は1995年に自由化され、企業でも個人でも参入することができます。ご家庭に太陽光パネルを設置することも、小さな「発電所」となるわけです。
2020年7月末時点で、登録されている新電力会社は700社を超えます。
多種多様な企業の参入により、提供するプラン内容も多岐にわたります。電気料金が安くなることに特化したプランはもちろん、ガス契約や携帯電話契約とのセットでの割引や、ポイント付与が受けられるサービスも人気です。
また、料金以外を魅力にしている会社もあります。太陽光や水力発電などの「再生可能エネルギー」由来の電力を供給する会社です。再生可能エネルギーの拡大を応援し、CO2排出削減に協力できる、ということで、環境問題や、エコロジー、サスティナブルな生活に高い関心を持つユーザーを中心に、近年、特に注目を集めています。
「創る/蓄える」でもっと賢く
電力自由化で生まれたさまざまなサービスを活用することは、経済的なメリットだけでなく、全世界的な課題であるCO2削減に貢献することもできる可能性があるのです。さらに、電気を「使う」だけではなく、再生可能エネルギーで電気を「創り」そして「蓄える」ことができれば、より環境に貢献できますよね。
太陽光発電システムなどで発電し、蓄電システムで蓄える。
システムを連携させることで、電気をより効率的に使用することが可能になります。昼間は太陽光発電で作った電気でまかない、余った分を蓄電システムに蓄えて夜間使用することで、電気の自給自足を目指せます。
長時間の停電が続いてもお天気が良ければ夜間も電気が使えるので安心です。天候が不安定な時には、自分達のライフスタイルにあった電力供給プランを利用する。この2つの「安心」が、より賢く、スマートに電力を使い・活かす方法と言えるでしょう。
地球の未来、家族の未来を明るく照らすプランを、ぜひ検討してみてください。
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