コロナ禍 “巣ごもり” での電力不足に備えて2021.4.1
まだ収まる気配のない「新型コロナウイルス」の影響。
このパンデミックによって、誰もが暮らし方、働き方を余儀なくされている昨今、その影響は日本の電力事情にも大きな影響を与えています。
2021 年 1 月 10 日には、電気事業連合会(電事連)が電力供給のひっ迫を受け、HP にて「寒波の中での暖房などの利用は継続しながら、その他の電気機器の使用を控えるなど、電気の効率的な使用にご協力をお願いします」と、全国に向け、節電と効率的利用を訴えました。
この発表の大きな要因は厳しい寒さだったわけですが、コロナ禍での「巣ごもり」「ステイホーム」により、これまでよりも家庭で過ごす時間が長くなることで、必然的に家庭での消費電力量が高まったことも一因であることは間違いありません。
ここで思い出したいのは 2011 年に起きた東日本大震災です。東電福島第一原発事故や火力発電設備の被災による電力不足で、東京電力管内では計画停電が行われました。
当時も全国民への不要不急の電気機器の使用を控えるよう国が呼びかけ、生活上での「節電」が大きな課題となりました。首都圏では電力不足により鉄道の運休や本数減が続いたことを覚えている方も多いはずです。
“with コロナ時代”と言われる今、電力不足により再び「計画停電」が実施されたら?
一日のある一定の時間帯に、まったく電気が使えなくなる――リモートワークが定着化してきた「with コロナ時代」の今だからこそ、その影響は甚大であることは想像に難くありません。
だからこそ、今、「蓄電システム」という新しい選択肢に注目が集まっています。蓄電システムを導入することにより、停電時にも自動でバックアップが可能となります。
では、蓄電システムがあれば、どのくらいの電気をまかなえるのでしょうか。
ご家庭で使う家電と消費電力を仮定し計算してみると、1日約9.3kWhが必要であることがわかります(※1)。
例えば、業界No.1容量(※2)を誇るニチコンの蓄電システム「ESS-U4X1」は16.6kWhまで電力を蓄えられますから、これらの家電をいつも通り使っても、36時間の給電が可能です。
これだけまかなうことができれば、安心して停電に備えられますよね。
“withコロナ時代”のライフスタイルの必需品として「蓄電システム」の存在はますます大きくなりそうです。